合唱/アカペラ

01. 声帯について

【 目次 】

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1 – 1 発声における声帯の位置づけ

一般的に, 声という「音」は ① 呼吸によって ② 声帯が振動し ③ 音が響く という3つのステップから成り立ちます.

つまり, 発声を考える際には「① 呼吸法」「② 声帯の振動」「③ 音の響き (共鳴)の3つのカテゴリーを有機的に絡めて考えなくてはなりません. 声帯だけで作られた音だけでは声にならないのです.

声帯そのものの振動によって生まれる, 声になる前の「素」の音を「声帯原音 / あるいは咽頭原音」と呼ぶようです.  この声帯原音を共鳴腔と呼ばれる場所 (下から喉頭室、梨状陥凹、咽頭共鳴腔、口腔共鳴腔、鼻腔共鳴腔の5大腔) などで響かせることによって声になるのです.  さらに言葉を作るには共鳴した音を舌や唇, 歯, 鼻, 頬などを使って変化を加える必要があります (こうして出来た音を調音あるいは構音といいます)(1).

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補足資料S1: 喉頭および声帯の構造

【 目次 】

S1: 喉頭および声帯の構造

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ここでは, 発声に関わる人体の構造について補足としてまとめました. 構造の概要を理解するためのページです. 発声の勉強というより解剖学的な側面が強いです.  あくまで発声の勉強で様々な本を読むための単なる補足資料でしかないと最初に断っておきます 苦笑 続きを読む

MuseScoreのススメ

ついでなので、私が普段使っている楽譜作成ソフトを紹介します (本当にさわりだけですが・・)

ずばりmusescore (ミューズスコア) です!無料です!

マニュアルもあるので使い方さえ慣れればこれが一番使いやすいし完成度が高いと思います。

(もちろんFinaleみたいな有名でお高い有料ソフトには勝てませんがw)

今まで有料のSingerSongWriterやスコアメーカーを使っていましたが、今は完全にこれです。

アカペラや合唱の楽譜ならこれで十分だと思います。

使い方はpdfのマニュアルがありますが、ブログで使い方を書いている方もいます。

楽譜作成ソフト MuseScoreの使い方

リンクのコピペだけじゃ芸がないので私のオリジナルのテクニックを一つだけご紹介します。大したものじゃないですが。
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(合唱, アカペラ) もう楽譜はiPadで!

たまには有益な情報を・・・

ということで、私が普段行っている「iPadをつかって楽譜を見る、楽譜に書き込む」方法をご紹介します。あくまで「紹介」なのでやり方は書きませんが 苦笑
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